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Kindle Unlimitedで、尾原 和啓さんの『モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書 (NewsPicks Book)』を読みました。
はじめに
あまりというかほとんどモチベーションという事に依存しない僕ですが、本作はふとなんとなくジャケ買いしました。
読んだら読んだで拾いどころはあるわけで、生きる為のヒントをまとめてみます。
こんな人にオススメです
- モチベーションを上げたい方
- 20代や30代のビジネスパーソン
- 尾原和啓さんの著書が好きな方
- ビジネス書が好きな方
- 新しい働き方を模索している方
ざっくり内容紹介
内容紹介
2作連続Kindle総合一位の著者が贈る。ヒカキン氏、落合陽一氏、石川善樹氏絶賛!
テクノロジーの進化がもたらす未来の形と、それに伴う人間の生き方―。
『ザ・プラットフォーム』『ITビジネスの原理』
Amazon Kindle総合ランキング2作連続 第1位
著者 尾原和啓の最新作!
マッキンゼー、リクルート、Google、TEDxからドコモ、楽天まで13職あらゆるチームで学んだ。輝く若者のモチベーションマネージメント。
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なぜ、あなたは稼ぐために頑張れないのか?
あなたは「上の世代」と違い、生まれたころから何もかもが揃っていたので、金や物や地位などのために頑張ることができません。
埋めるべき空白が、そもそもない「乾けない世代」なのです。
しかし、仕事がなくなっていく時代には、この「乾けない世代」こそが希望になります。
(本書「はじめに」より)
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好きなことだけで生きていく人生って、考えたことありますか?
遊びを仕事にしたい、そんなあなたにオススメの一冊!
―HIKAKIN
尾原和啓は稀代のサーファーである。
時代の波を使って技を魅せる。
この人、俺より17歳も年上なのに、なんでこんなこと書けるんだろう。
―落合陽一
内容(「BOOK」データベースより)
なぜ、あなたは稼ぐために頑張れないのか?あなたは「上の世代」と違い、生まれたころから何もかもが揃っていたので、金や物や地位などのために頑張ることができません。
埋めるべき空白が、そもそもない「乾けない世代」なのです。
しかし、仕事がなくなっていく時代には、この「乾けない世代」こそが希望になります。
著者について
IT批評家・藤原投資顧問シニアアドバイザー
1970年生まれ。
京都大学大学院工学研究科応用人工知能論講座修了。
阪神・淡路大震災時の避難所ボランティアの経験から、仕組みやプラットフォームに強い興味を抱く。
マッキンゼー・アンド・カンパニー、リクルート、Google、楽天などを経て現職。
インドネシア・バリ島在住。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
尾原和啓
IT批評家・藤原投資顧問シニアアドバイザー。
1970年生まれ。
京都大学大学院工学研究科応用人工知能論講座修了。
阪神・淡路大震災時の避難所ボランティアの経験から、仕組みやプラットフォームに強い興味を抱く。
マッキンゼー・アンド・カンパニー、リクルート、Google、楽天などを経て現職。
インドネシア・バリ島在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書 (NewsPicks Book)より転載
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オススメポイント
働くモチベーションは5つに分けられる
- 達成
- 快楽
- 良好な人間関係
- 意味合い
- 没頭
達成
与えられた目標のクリア、誰もできなかったことを成し遂げたことの幸せ。
上の世代の多くの人たちが感じる幸せ。
快楽
食事や恋人などから得られる快楽。
良好な人間関係
達成以外の恋人や周りの友人たちと過ごす時間。
意味合い
つまらなさそうに働くか、楽しんで働くか。
没頭
職人気質のような日本人に多い幸せの感情。
どれもなくてはならないモチベーションですが、どこに重きを置いているのかということだと思います。
僕はかつて「達成」と「意味合い」をひたすら追求して働いていましたが、中々うまくいかず、今は全体的にフラットなモチベーションになっています。
この5つのモチベーションに偏るのではなく、ところどころでそのモチベーションを使い分けるのが理想のかたちではないでしょうか。
インサイト
「インサイト」とは新しい視点。
新しい視点とは、ユーザーの潜在的な欲求やツボのこと。
現代は世の中に足りないものを見つけるのが困難なほど問題解決するためのサービスがあふれている。
なので、モノの見方や切り口を変えた、ユーザー目線に沿った「インサイト」に基づいたサービスが必要になっている。
さらに、「インサイト」に沿ってはたらくには、仕事と遊び、休みを混同することがたいせつになってくる。
どこからが仕事でどこからが遊びなのかということを気にしないではたらけることが強みになる。
そこに「はたらいている」という感覚はなく、「好きなことをしている」という感覚だけがある。
この「インサイト」というのは僕が社会人になった頃から薄々と芽生えていた価値観ではあります。
ただし、昔ながらの組織的な働き方、職人気質な働き方と折り合いがつかず、中々世の中的に受け入れられないものでした。
インターネットやスマートフォン普及以降は、かなりのスピードで色々な価値観が多様化していきましたので、これからどんどんこのような価値観で働く若い人たちが増えていくのだと思います。
僕も遅ればせながら学びつつ実行していきたいと思っています。
ありがとうの語源
「ありがとう」は漢字で「有ることが難しい」と書きます。
自分にとって「有ることが難しい」から「有り難い」となります。
人は自分にできないことに対してお金を払い、「ありがとう」と言葉をかけます。
今更ながら「ありがとう」の語源を全く知りませんでした。
確かに言われてみたらそうだなと妙に納得してしまいました。
自分にとって好きなことで、相手にとって「有ることが難しいこと」を探し当てる
”労力の割に周りが認めてくれること”が、きっとあなたに向いていること。
それが”自分の強み”を見つける分かりやすい方法だ。
任天堂 元社長 岩田聡
日本の嗜好性や偏愛によって生み出されたコンテンツ・サービス
- 任天堂やソニーのゲーム
- スタジオジブリのアニメ映画
- ドワンゴのニコニコ動画
- カラオケ
こうして本を読んで改めて見てみると、日本は独自の文化から生まれたコンテンツやサービスが世界的にも伸びています。
語弊があるかもしれませんが「ヲタク文化」ということがしっくり来る気がします。
もしくは「凝り性」なのかもしれません。
こういった文化や価値観が改めて見直される時代になったのかもしれません。
変化に富んだ時代を生き抜く3つの生き方
- 変化をチャンスとし、最先端を進む
- 伝統をたいせつに、コツコツ働く
- 永遠のフリーターを楽しむ
どの生き方も素敵です。
生き方が選べるようになったということが大きいのではないかと思います。
いずれにしても自分のやりたいことを見つけてやりたいように生きれるというのはとても素晴らしいです。
VUCA(ブーカ)
- Volatility(変動が大きく)
- Uncertainty(不確実で)
- Complexity(複雑に絡み合い)
- Ambiguity(曖昧)
生き方や働き方が自由に選べるようになった反面、VUCA(ブーカ)と呼ばれる造語も注目されています。
どの生き方や働き方を選ぶにしてもVUCAに対応できるだけの柔軟性も持たなくてはいけないのかもしれません。
ライフワークバランス
仕事と私生活が分離した「ワークライフバランス」ではなく、生きがいをお金に換える「ライフワークバランス」の時代へ。
自分の好きなことや得意なこと、生きがいにしていることであれば、いくら働いても楽しいし、満足できる。
僕もこうしてブログを書いたり、仕事とも呼べるのか呼べないような作業をしたり、そのような人と付き合っていると不思議と何のストレスもなく、これがお金に替わって生活していけるならこの上ない幸せだなと思います。
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感想
アラフォーの僕にとっても気付きが多い一冊でした。
気付きというか、「今の世の中ってこうなってきてるような気がするな」というぼんやりと感覚的に思っていたことが言語化されている内容でした。
だから違和感なく腹落ちする箇所が多かったです。
「ライフワークバランス」の概念はまさにツボでした。
僕自身、10年以上組織的な働き方をしてきた中で、「もっと自由に」「好きなことで」仕事ができないものかと模索してきました。
実際には、ベンチマークとなる理想の人物というのは中々いないのが現状でした。
「若いうちの苦労は買ってでもしなさい」
「やりたくないことをやりなさい」
という教えの中で働いてきた世代であり、また上の世代もそのような概念を持つ人が多かったので自然とそれが染み付いています。
最近ではSNSやYouTubeなどを中心に、20代の人たちの活躍が目に留まります。
僕らの世代とは違い、自由に、好きなことをのびのびとやっています。
そしてそれがきちんとお金にも直結しているというのが素晴らしいです。
僕は改めて生き方や働き方を考え直す良い機会になりました。
そしてその考え方をこの本で再確認し、改めて自分がやりたいことややるべきことの原動力のひとつとなりました。
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