はじめに
Kindleでエムカクさん(@m_kac)の『明石家さんまヒストリー1 1955~1981 「明石家さんま」の誕生』を読みました。
こんな人にオススメです
・明石家さんまが好きな方
・お笑い芸人やバラエティ番組が好きな方
・これから何かに挑戦したい方
・今何かに挑戦している方
ざっくり内容紹介
生まれた時から、ずっと面白い!誕生から少年時代、落語界入門、大恋愛、大阪でのブレイク、『ひょうきん族』のスタートまで、「国民的芸人」の“歴史”を克明に記録。
人生を「明石家さんま研究」に捧げた男による、渾身のデビュー作!
エムカク(@m_kac)
1973年福岡県生まれ。明石家さんま研究家、ライター。
1996年より「明石家さんま研究」を開始。
以降、ラジオやテレビ、雑誌などでの明石家さんまの発言をすべて記録し始める。
その活動が水道橋博士の目に留まり、2013年9月10日より「水道橋博士のメルマガ旬報」で連載「明石家さんまヒストリー」をスタート。
日本テレビ『誰も知らない明石家さんま』など、テレビ特番のリサーチャーも務める。
『明石家さんまヒストリー』がデビュー作(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
感想
本作は明石家さんまさんの笑いに救われたエムカクさんが、明石家さんまさんの出演するラジオやテレビ、雑誌を隅から隅まで記録したデータを元に、明石家さんまさんの歴史を紐解いた作品です。
ご本人にも取材をされているようで、世界で最も正確に明石家さんまさんについて書かれているであろう歴史書のような作品です。
上の紹介文にもある通り、『人生を「明石家さんま研究」に捧げた男』まさにその一言に尽きる一冊です。
僕も明石家さんまさんのお笑いに救われた1人で、リアルタイムやYouTubeの関連動画を見ていつも笑わせてもらっています。
この作品はTwitterのタイムラインに出てきて、なんとなく気になって読み始めました。
約6,000ページがあっという間に終わってしまい、今は物足りないという気持ちと早く続きが読みたい気持ちでいっぱいです。
『明石家さんまヒストリーロス』になっています。
Twitterでこの本の感想をよく見かけるのですが、「やっぱり明石家さんまってすごい」という感想が多いようです。
僕も読んでいる間、読み終わった後に同じような感想を持ちました。
明石家さんまという人が「時代に恵まれていた」という一言で片付けられる人物ではなく、「誰よりも面白い人になりたい」「たくさんの人を楽しませたい、笑わせたい」ということを誰よりも突き詰めて、変化しながら生きてきた人なんだなと思いました。
明石家さんまさんを形容する言葉で「天才」という言葉が度々使われます。
少し話はそれますが「天才」という言葉は生まれ持った才能ではなく「努力し続けられる才能」と一般的に知られてますよね。
明石家さんまさんのすごいところは、それが「努力」ですらないということです。
「努力」と思って話芸や話術を磨いているということではなく、ただ純粋に誰よりも面白い人になりたい、たくさんの人を笑わせたいということを追求してる人なんだなということがこの本を通して感じられました。