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【レンタル】北の国からを見始めました。

Cinema

どうしても北の国からが見たくなり、GEOでレンタルしてきました。

北の国から? Blu-ray(期間限定生産商品)

はじめに

実は、北の国からをほぼ見たことがなく、ところどころ断片的な知識しかなかったのだが、ついに満を辞して、得意の『一気見』を敢行。

しかし、その作品群のボリュームたるや日本の作品にしては大変ボリューミーで、このブログを書いている現在は志半ば。

まずは第1話から最終話までの24話を一気見した。

あらすじ

第1話

半年前、妻の令子(いしだあゆみ)に去られ、東京の暮らしに嫌気がさした黒板五郎(田中邦衛)は、二人の子ども、純(吉岡秀隆)と螢(中嶋朋子)をつれ、故郷の地でやり直すために晩秋の北海道・富良野に帰ってきた。

市街からさらに20キロ奥地に入った麓郷(ろくごう)という過疎村に朽ちかけた五郎の生家が残っていた。

どうにか住めるように修理した家で、電気もガスも水道もない原始生活が始まった。

都会育ちの子どもたち、とくに純は、東京でガールフレンドの恵子ちゃんから聞いたロマンチックな北海道とはおよそかけはなれた厳しい現実に拒絶反応を示す…。

第2話

故郷・富良野の朽ちかけた生家に落ち着いた五郎(田中邦衛)は、純(吉岡秀隆)と螢(中嶋朋子)に手伝わせて丘室づくりや薪木集めなど冬支度に大忙し。

その合間をぬって子どもたちの転入手続きに分校を訪ねた。

だが、一人きりのうら若い女教師、木谷涼子(原田美枝子)は、純たちが東京育ちだと知って受け入れを渋る。

その帰途、五郎は叔父の牧場に立ち寄り、思いがけなく東京から来た義妹の雪子(竹下景子)に再会した。
一方、富良野の暮らしになじめない純は、父の留守に東京の母に助けを求める手紙を書き、螢に町へ出しに行かせた。

ところが螢は途中で手紙を川へ落とし、夢中で追いかけていって迷子になってしまう。

第3話

純(吉岡秀隆)は富良野の原野での厳しい生活に耐えられず、叔母の雪子(竹下景子)を介して東京へ帰りたいと父の五郎(田中邦衛)に訴えた。

五郎は直接自分にぶつかってこようとしない純の卑怯さにショックを受けるが、希望通り彼を東京の別れた妻、令子(いしだあゆみ)のもとへ帰すことにした。

念願叶った純だったが、父と妹の螢(中嶋朋子)の無言の見送りや、原野で生き抜いてきた父の従兄、清吉(大滝秀治)の負けて逃げるんだぞという別れの言葉や、東京に純を送り届けたらすぐ富良野に引き返すという雪子の話に動揺し始めた。

第4話

東京から令子(いしだあゆみ)の依頼した女性弁護士・本多(宮本信子)が五郎に会いにきた。

彼女は、令子が純や螢(中嶋朋子)に宛てて書いた手紙を五郎がにぎりつぶしているのを知って愕然とする。

そこで本多は学校帰りの純と螢を待ち伏せて、令子の思いを伝えようとする。

螢は耳もかさなかったが、動揺した純は翌日、ホテルにいる弁護士を訪ねた。

だが純は、本多が父を非難することに耐えられなかった。

父のやり方に不満はあったが、母親ならいざしらず、他人が父親のことをとやかく言うことに次第に怒りを覚え、電話口から呼ぶ母親の声に背をむけてしまう。

第5話

純(吉岡秀隆)は妹の螢(中嶋朋子)にくらべて原始生活に慣れるのが遅く、まだ火をおこすのも一苦労。

純には父の五郎(田中邦衛)が螢ばかり可愛がって、自分には冷たいように思えてならない。
一方、五郎は山子に出て、“ヘナマズルイ”変わり者で通っている老人から、今住んでいる家も土地も自分のものだと言われて驚く。

結局は老人の嫌がらせとわかったが、そのことに気をとられて純が自分を誤解していることに気づかなかった。

その間、ずっと胸に悲しみをためていた純は、ある夜、ついに悲しみを爆発させ、螢が餌付けをしているキツネに石を投げつけてしまう…。

第6話

純(吉岡秀隆)と螢(中嶋朋子)が雪子(竹下景子)の編んでいるマフラーは草太(岩城滉一)へのクリスマスプレゼントに違いないと早合点。

おしゃべりな純が草太にそっと耳うちして喜ばせてしまった。

草太は感激のあまり悶々として眠れず、雪明りの夜、雪子を連れ出してキスをする。

雪子に草太を奪われると気をもむつらら(熊谷美由紀)。

草太が雪子と一緒に村を出るのではないかと心配する父親の清吉(大滝秀治)だが、雪子の心の中には、まだ東京で別れてきた恋人への思いがくすぶっていた。

雪子はそんな自分の気持ちを確かめに、東京へ帰っていく。

第7話

東京へ出かけた雪子(竹下景子)はいつ戻るとも知れず、純(吉岡秀隆)と螢(中嶋朋子)は学校が終わると中畑(地井武男)の家に行き、山仕事から帰る五郎(田中邦衛)を待つことになった。

中畑家には久しく見られなかったテレビがあり、ダイヤルを回せばすぐ東京の母、令子(いしだあゆみ)と話せる電話があった。

純は誘惑に負けてこっそり母に電話をかけ、うしろめたさをごまかすために、螢を共犯者にしたてようとした。

怒った螢は純とは口をきかなくなった。

だが、そんな螢もやっぱり母は恋しく、学校の電話でこっそり母と話してしまう…。

第8話

五郎(田中邦衛)は川の水をパイプで小屋へ引いてくる工事に取り組んだ。

だが12月の寒さでパイプのどこかが凍結してなかなかうまくいかない。

それでも五郎は人の助けを借りずにやり遂げようと一生懸命だ。

そんな五郎の姿が純(吉岡秀隆)と螢(中嶋朋子)の心を圧倒する。

悪戦苦闘のかいがあって、大晦日についに小屋に水が引けた。

感動のあまり、かけよって抱き合う五郎と子どもたち。

反発しがちだった純の心に父への尊敬と信頼の気持ちが芽生えてくる…。

第9話

北国ではじめての正月を迎えた純(吉岡秀隆)と螢(中嶋朋子)はスキーに熱中し、草太(岩城滉一)や雪子(竹下景子)と日帰りで大雪へ滑りに出かけた。

その留守に突然、東京から令子(いしだあゆみ)がやってきて、子どもたちに会わせてほしいと五郎(田中邦衛)に頼んだ。

だが五郎は、やっと自然の中で生きはじめた子どもたちを動揺させたくないと断った。

令子は翌日、楽しげに五郎の手伝いをする純と螢をそっとのぞき見ただけで帰京した。

純と螢は周囲の微妙な変化や大人たちの態度から母が来たことを悟るが、父の気持ちを察して気づかぬふりをする。

第10話

麓郷のような過疎村でも今では水道や電気をひくのは当たり前で、五郎(田中邦衛)のように川の水を利用したり、風力発電を工夫したりする者はいない。

未だに馬ソリを手放さない変わり者の杵次(大友柳太朗)でさえ、何故わざわざ苦労をするのかと五郎に説教をする。

そんなある日、にわかに降りだした大雪で、車で出かけた雪子(竹下景子)と純(吉岡秀隆)が遭難し、その上、停電で村の家々は断水したり暖房が止まったりして大混乱。

自動車も役には立たず、吹きだまりに落ちた車の中で凍死寸前になっていた雪子と純は、杵次の馬ソリの馬に発見されて危うく命を助けられる。

第11話

草太(岩城滉一)が雪子(竹下景子)に夢中になって、結婚の約束をしたつらら(熊谷美由紀)のことなど眼中にない。

つららは草太の友だちや両親の力を借りて彼の目を覚めさせようとするが、恋のとりこになった彼には通じない。

思いつめたつららは書きおきを置いて家出してしまう。
一方、純(吉岡秀隆)は、友だちの正吉(中沢佳仁)から父の五郎(田中邦衛)と叔母の雪子の関係を疑われて大ショック。

草太に喧嘩の仕方を習って正吉と勝負する。
ところで、螢(中嶋朋子)は餌付けした狐がまた姿を見せるようになって大喜び。

ところがある夜、狐は虎ばさみに左足をかまれ、大怪我をして螢に別れを告げにくる。

第12話

三学期が始まり登校した純(吉岡秀隆)は、虎ばさみにやられた螢(中嶋朋子)の狐のことで正吉(中沢佳仁)と大論争。

それがきっかけで子どもたちは、猟をしなければ生きられなかった開拓時代の暮らしや、野生動物を餌付けすることは動物のためにはならないことなどを学んでいく。
一方、五郎(田中邦衛)は生産調整で食紅を混入された赤い牛乳でバターを作ったり、風力発電機の仕上げに大忙し。

雪子(竹下景子)はつらら(熊谷美由紀)の家出以来、冷たい目で見られ、ある日ついに共同牧場で働くことを断られた。

だが、雪子は思いがけなく五郎たちや中畑(地井武男)の一家に、風力発電の完成祝いを兼ねて盛大に誕生日を祝ってもらい、傷ついた心を癒される。

第13話

令子(いしだあゆみ)が病気で入院したという知らせで、雪子(竹下景子)が純(吉岡秀隆)を連れて上京した。

令子は純に会えたことを喜ぶが、原因不明の発作的な痛みに四転八倒する。

雪子が見かねて大病院へ転院を勧めたが、令子は愛人の吉野(伊丹十三)の紹介で入院した病院を変わろうとはしなかった。
一方、純はガールフレンドの恵子(永浜三千子)や遊び仲間に再会し、半年の間に自分が何もかも後れてしまった事を感じてショックを受けた。

そんな純に吉野が、令子と一緒にずっと東京で暮らさないかという。

5日間だけという約束で上京した純は、吉野の言葉に動揺し、東京に留まるべきかどうかと思い悩む。

第14話

令子(いしだあゆみ)の病気は神経性のものである可能性が強く、純(吉岡秀隆)が東京に来てから少し良くなった。

令子はこのままずっと純を手放したくないという素振りを示した。

気持ちの優しい純は北海道の五郎(田中邦衛)に東京で暮らすと手紙を書きかけた。

だが、北海道での半年間の原始生活で生きる厳しさや工夫して物を作る喜びを知った純には、流行を追ってまだ使える物をどんどん捨てていく東京の生活が以前ほど素敵には思えなくなっていた。

それに気づいた純は、令子を気遣いながら北海道に帰った。

第15話

UFO騒ぎの最中に、新しい事件が持ち上がった。

分校の子どもたちの親のところに、凉子(原田美枝子)が2年前、東京で生徒を殴って自殺させた暴力教師だという投書が舞い込んだのだ。

五郎(田中邦衛)や中畑(地井武男)は凉子をかばうが、杵次(大友柳太朗)が私事のうっぷん晴らしに凉子の過去の傷を暴いてしまう。
一方、純は性を意識しすぎてやたらに女性の胸や白い足が気になって大弱り。

五郎は純が隠していたヌード雑誌をみつけてショックを受ける…。

第16話

杵次(大友柳太朗)が酔っ払って自転車ごと橋から河原に転落して死んだ。

18年間、苦労を共にしてきた愛馬を手放した日のことだった。
近所の者が集まり、村を出ている杵次の子どもたちが呼び戻されて、通夜と葬儀が営まれた。

ナマズルイ偏屈者だったと人々は噂した。

だが、開拓の苦労を共にした草太(岩城滉一)の父、清吉(大滝秀治)は、彼が村の功績者であり、仏の杵次と呼ばれた頃があったことを知っていた。

杵次の死は、心身共に大人になりかかった純(吉岡秀隆)の心に何か刻んだ。
純は五郎(田中邦衛)に思い切って性的な自覚症状を告白した。

五郎は大人になった証拠だと答えた。

安心した純は、秋までに力をあわせて丸太小屋を建てようという五郎の計画に胸をはずませるのだった。

第17話

夏休みが近づいたある日、雪子(竹下景子)が令子(いしだあゆみ)と弁護士をつれて富良野へ戻ってきた。

病み上がりの令子は子どもたちを五郎(田中邦衛)に託して正式に離婚したいと望んでいた。

五郎は令子の望みを受け入れ、彼女が子どもたちと別れのひとときを過ごせるように取り計らった。
純(吉岡秀隆)と螢(中嶋朋子)は両親の出した結論に大きなショックを受けた。

純は胸をつまらせ少しでも長く令子と一緒にいたいと切望した。

だが螢は無愛想に口もきかず、令子を避け拒む態度をとることで、言葉にならない悲しみを訴えるのだった…。

第18話

富良野の夏の風物詩、空知川のいかだ下りの日がきた。

それぞれに趣向を凝らした手づくりのいかだが勢ぞろいした。

五郎(田中邦衛)と辰巳(塔崎健二)は北方領土号。

草太(岩城滉一)はタイヤを利用した水すまし号。

スナック駒草の駒草号。

そして純(吉岡秀隆)、螢(中嶋朋子)、雪子(竹下景子)、凉子先生(原田美枝子)を乗せた中畑家の四帖半号は、分解したり転覆したりするいかだをしり目に悠々とゴールまで下り切った。
その日、純がいかだの上から岸にたたずむつらら(熊谷美由紀)を目撃した。つららは麓郷の家に、心配しないでという置き手紙を残していた…。

第19話

夜更けにベベルイへUFOを見に行った凉子先生(原田美枝子)と螢(中嶋朋子)が道に迷って遭難しかけた。

幸い二人は無事にみつかり、五郎(田中邦衛)は凉子の立場を考えて、この事件については他言せぬよう純(吉岡秀隆)を口止めした。

ところが純は、富良野へそ祭りの夜、ボクサーとしてデビュー間近の草太(岩城滉一)を取材にきた新聞社の人につい口をすべらせてしまう…。
一方、五郎は令子(いしだあゆみ)との離婚が正式に成立して落ち込む。

「駒草」のホステス、こごみ(児島美ゆき)に慰められて朝帰りする…。

第20話

五郎(田中邦衛)が「駒草」のこごみ(児島美ゆき)にのぼせてしまった。

不安になった純(吉岡秀隆)と螢(中嶋朋子)は、雪子(竹下景子)が父さんのお嫁さんになってくれたらと願う。

だが、雪子は新しい丸太小屋が出来上がったら純たちと別れて、一人暮らしを始めようと考えていた。
螢が東京から取材にきたテレビ局の人に頼まれて、凉子先生(原田美枝子)と一緒に見たUFOの話をした。

その模様が数日後のニュース・ショーで紹介されたが、あり得ない作り話、夢物語として扱われていて螢をはじめみんなの気持ちを傷つけた。
そんなある日、凉子先生は遠くの学校に左遷され、純に不思議な美しい思い出を残して去っていく。

第21話

草太(岩城滉一)のボクシングの初試合が近づいた。

草太はこの試合に雪子(竹下景子)への愛を賭け、並々ならぬファイトを燃やしていた。

だが、試合の前日、草太はつらら(熊谷美由紀)の思いがけない消息を知った。

草太の心変わりが原因で家出したつららは、ススキノの風俗店で雪子という名で働いていたのだった。

衝撃をうけた草太は試合で惨めに敗北した。
一方、五郎(田中邦衛)はこごみ(児島美ゆき)のことで中畑(地井武男)から思わぬ忠告をうけた。

こごみはかつて中畑とも訳のあった女で、気立ての良さは無類だが、何人もの男とかかわりを持っているというのだった…。

第22話

五郎(田中邦衛)が人手を頼んでいよいよ丸太小屋の組み立て作業に取りかかった。

その現場に、ひょっこりこごみ(児島美ゆき)が会いにきた。

バー勤めでふしだらな噂もあるこごみに手伝いの男たちの態度は冷たく、純(吉岡秀隆)も激しい反感を示した。

だが五郎はこごみの過去や生活がどうあれ、彼女のつぐないを求めないやさしさと底抜けの明るさに真面目に心をひかれていた。

五郎は純に職業で人を差別してはいけないと厳しく言いわたした。

そんな五郎に突然、別れた妻、令子(いしだあゆみ)が急死したという知らせが届く。

第23話

令子(いしだあゆみ)が吉野(伊丹十三)との再婚直前に急死した。

最後まで吉野に気を遣い、ろくに治療もしてくれない病院で痛み死にとしか言いようのない不幸な死に方をしたのだった。

雪子(竹下景子)につれられて上京した純(吉岡秀隆)と螢(中嶋朋子)は、母の柩の前でうなだれている吉野に戸惑った。

吉野は二人に新しい運動靴を買い与え、すり切れた古靴を捨てさせた。
五郎(田中邦衛)は通夜に間に合わず、葬儀の朝になってやっと姿を見せた。

しかも五郎はほとんど一日中、台所にひっこんで料理を手伝い、葬儀が終わると翌朝には北海道へ帰るという。

純はそんな父が不満だった。

だがその夜遅く、ふと目覚めた純は母の遺骨の前でうめくように泣いている父を目撃する…。

最終話

母の死後、純(吉岡秀隆)には東京がそれまでと違った街に見えてきた。

いつの間にかアメリカへ行ってしまった恵子。

中学の受験のことしか頭にないかつての遊び友達。

それを当然のこととしてハッパをかける先生。

全てが純にはむなしく見えた。

父の五郎(田中邦衛)と共に北海道の大自然の中で戦って生きてきた一年がいつの間にか純を変えていた。
純は螢(中嶋朋子)と二人で五郎の待つ麓郷に帰った。

五郎は完成した新しい丸太小屋で暮らし始めていた。

母の死は、五郎にとっても純や螢にとっても大きな悲しみだった。

だが、ひ弱な都会っ子だった純もその辛さに耐えていける強さを身につけていた…。

『北の国から』 | BSフジより引用


「北の国から」全話収録 DVDマガジン 2017年2月28日(火)創刊!

感想

北海道出身とはいえ、北海道出身だからこそ、なんとなく見ずに過ごしてきた作品。

良くも悪くも北海道、富良野という土地柄が全国的に広まったのはこの作品の影響によるところが大きい。

北海道を知らない人たちはこの富良野麓郷の景色に北海道を想い、北海道を重ねてきたことと思う。

実際、新千歳空港から札幌市内まで続く車道や電車から見える景色は、北の国からのそれに近い。

敢えてそのことについてだけ言うならば北海道、札幌も富良野もこの当時に比べてかなり都会化してきているということは言いたい。

この作品、この年齢、この場所に住んでいて、今だからこそ見るべき作品だったのかなと思う。

自分のアンテナがこの作品を拾ったのだからきっとそうなのだろう。

北の国からは僕にとってとても大切な作品のひとつとなった。

なぜ今まで見なかったのだろうと少し後悔した。

もっとリアルタイムで見て想いを馳せ、周りの友達と語らっていたら今頃どんな価値観が自分の中に形成されていただろうか。

五郎さんが父として、人間として成長する傍で純と蛍がすくすくと成長し、大人になっていくのが見てわかる。

3人で一緒に成長しているのだ。

そしてその成長の傍にはさらなる個性とドラマをもったキャラクターたちが存在していて、彼らもまたこの黒板家との関わりを深めながら成長していく。

五郎さんの素直さや誠実さにも心打たれるものがあるのだけど、その彼に教えを与えているこの麓郷の開墾者たち、清吉おじさんや笠松のおじさんのセリフがひとつひとつ深い。

来年見ても再来年見ても胸にグッとくるものがあるのではないかと思う。

心温まる、心洗われる、週末の楽しみである。

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