[adchord]
Kindle Unlimitedでえらいてんちょうさんの『しょぼい起業で生きていく』を読みました。
はじめに
ネット界隈で有名なえらてんさんことえらいてんちょうさんの書籍です。
僕の好きなビジネス系ブロガーさんやインフルエンサーの方からも推薦されていた本だったので読んでみました。
こんな人にオススメです
- 今の仕事がしんどい人
- 仕事がうまくいっていない人
- 生きづらさを感じている人
ざっくり内容紹介
内容紹介
もう、嫌な仕事をするのはやめませんか。
会社辞めたい人、会社に入れなかった人、起業したけど失敗した人、
アルバイトが続かない人……。
みんな、大丈夫です。
巻末対談:
『ニートの歩き方』Pha氏、
『発達障害の僕が「食える人」に変わったすごい仕事術』借金玉氏
家入一真氏、推薦!!
「会社で働いて、お給料をもらって、それで生活をする」、
いくら多様化社会だと言っても、
いまの日本ではそういったいわゆる「サラリーマン」としての生き方が「普通」とされています。
ですが、日本人全員が会社で働くのに適しているとは限りません。
もう会社組織の中で生きていくのが嫌な人、そもそも会社に入れなかった人、会社を辞めてしまった人、
みんな大丈夫です。
しょぼい起業は、「事業計画」も「資金調達」も、「経験」もいりません。
嫌なことから逃げてもやっていける生存戦略を紹介します。
「会社員」でも、「ニート」でも「意識高い系起業家」でもない、新しい生き方です。
やっていきましょう。
内容(「BOOK」データベースより)
組織で働くのが無理なら起業しよう。「しょぼい起業」は不況に強く、つぶれにくい。「店を開くには大金がかかる」は大ウソ。準備資金がゼロでも大丈夫。現金だけが儲けではない…「計画」も「お金」も、「経験」も不要。多少のコツさえつかめば、わりとふつうにできる、逃げても生きてくための、生存戦略。
著者について
1990年東京生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。朝起きるのが苦手だったため、はじめから就職活動をせず、何の経験も計画もないまま、しょぼく起業。2015年10月、初の実店舗としてリサイクルショップを開店。その後、知人が廃業させる予定だった学習塾を受け継いだり、居抜き物件を借り、小さなバーをオープンさせたりするなどして、事業を拡大。その後、バーが人気を呼び、全国直営5店舗を構える。現在は、投資家、コンサルタントとしても活動し、しょぼい店舗の開業・運営を1年で10件以上手がける。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
えらいてんちょう
1990年東京生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。2015年10月、初の実店舗としてリサイクルショップを開店。知人が廃業させる予定だった学習塾を受け継いだり、居抜き物件を借りて、小さなバーをオープンさせたりするなどし、事業を拡大。その後、バーが人気を呼び、フランチャイズ化。加盟店は全国に7店舗。現在は、投資家、コンサルタントとしても活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
[adchord]
オススメポイント
あなたはつらいことをやる必要はない
あなたはつらいことをやる必要はない
この1フレーズだけでハッとさせられます。
このフレーズがこの書籍の大きなテーマとなっています。
日本にいる限りは飢え死にするようなことはない
これもまさにその通りです。
日本は困っている人を助けるシステムがいくつかあるので、つらいことをやめてもある程度生活することができます。
嫌なことからは逃げろ
つらいことをやめてしまってもそこから逃げてしまっても何も問題ないということです。
つらいことや嫌なことから逃げてはいけない、乗り越えなくてはいけないという考え方では自分自身の体も心もたいせつな時間も消耗してしまいます。
ですので、このような考え方を知ることがたいせつです。
しょぼい企業の概要
日常生活で必要なものをつくり、余った分を売る
農業で例えるとわかりやすいかもしれません。
自分で食べるために作る、作って余った分は売る。
それだけのことです。
最初から一攫千金を狙ってはいけない
野菜で例えるところの普段自分がお金を払って食べているもの。
自分がお金を払って使っているサービスを自給自足できればその分の支出が減る。
それが収入となるということです。
生きてるだけで、絶対にかかるコストが利益になる
日常生活の中で不要なものを売ったり、店舗で寝泊まりして家賃コストを下げたりして、生活しているだけでかかるコストを利益に換えてしまいます。
しょぼい企業はつぶれにくい
家賃で破産する以外につぶれることはない
自分の持っているものを売って利益に変える、あるものを使ってサービスとして料金をもらう。
これだけで必要最低限の利益が手に入るし、生活もできるよねということです。
家賃さえ確保できれば最強のビジネスということになりますね。
下手な鉄砲を撃ちまくる
なんとなく楽しそうに仕事してれば仕事はくる
つまるところ、どんなにしょぼくても楽しそうに仕事に取り組んでいれば、自然とそこには人が集まってきて、そこからさらに仕事は生まれていくということだと思います。
こういったところから実践していきたいですね。
[adchord]
感想
「起業」という言葉を聞くと、なんだかとても壮大なものをイメージしてしまいがちですが、小さかろうとしょぼかろうと「起業」は「起業」なのだなと。
時代や環境の影響など受けることなく、柔軟に過ごしていくことができるということですよね。
今自分が持っているものを最大限に生かして、なおかつ周りも巻き込みつつ、何か面白いことがしたいと思える一冊でした。
また時間おいて改めて読んでみるのもいいかもしれません。
この本の捉え方が変わって2度楽しめそうです。
[adchord]