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【新日本プロレス】 イッテンヨン 1・4 WRESTLE KINGDOM13 in 東京ドームに行ってきました。

プロレス

新日本プロレス 1・4 イッテンヨン WRESTLE KINGDOM13 in 東京ドームに行ってきました。

www.wrestlekingdom.jp

久しぶりのプロレス観戦

最後に新日本プロレスを観戦したのは、確か札幌に初めてG1 CLIMAXがやってきた年なので、2014年7月21日のG1 CLIMAX 24以来、約5年ぶりの観戦となります。

なんだか感慨深い。

当時は当時で選手層が厚くて良質なカードが多かった記憶がある。

中邑選手もいたし、AJスタイルズもいた。

本当に感慨深い。

しばらくは仕事の忙しさにかまけて観戦に行っていなかったのですが、ワールドプロレスリングはもちろん、サイトやSNSでの情報発信が活発になってきたこともあり、どこか良きタイミングがあれば久しぶりに行きたいななどと思いながら日々を過ごしておりました。

せっかく東京にいるのだからやっぱり聖地、後楽園ホールかな?いやいや、蔵前でおなじみ、両国国技館だな!などなど、想いを巡らせていたのですが、すっかり忘れていました、年に一度のプロレス大祭典「イッテンヨン 東京ドーム」を。

生まれて初めての東京ドーム。

生まれて初めてのイッテンヨン。

そして2019年のメインイベントは棚橋選手。

こんな最高の条件あるのだろうか。

というわけで、10月の発売開始とともにチケットを手に入れ、約2ヶ月ほどプロレス熱を高めながらイッテンヨンを待ち続けました。

 

イッテンヨン当日

当日は気持ちが早ってしまい、会場の2時間前に到着したのですが、さすがは東京。

東京ドーム前はファンの方々でごった返しており、グッズ売り場も長蛇の列。

並び疲れが目に見えたので並ぶの諦めました。

何よりも驚いたのがコスプレの方々多数。

BUSHI選手のマスクをかぶったコスプレの方が多かった印象。

15:30にようやっと会場し、売店にて駆け付けビール。

そして我が陣地、2階席、視界良好。

東京ドームに名前負けしてしまい、札幌のきたえーるなんかと比べたら相当リングから遠いんだろうなと思っていましたが、全然肉眼で見えるレベル。

最高の環境でした。

気になったのは座席のせまさくらい。(こちらの体が大きい説もあり)

 

イッテンヨン第0試合

試合開始の17時まで時間あるなと思いつつ、飲みすぎるとトイレ行きたくなるしななどと葛藤していると、まさかの第0試合。

勉強不足で知りませんでした。

今はそんなのあるんですね。

いわゆる前座試合。

そこはさすがの新日本プロレス、第0試合だからヤングライオン(若手)出てくるのかなと思いきや、さすがの選手層の厚みを発揮。

第0試合 NEVER無差別級6人タッグ王座 ナンバーワン・コンテンダー・ガントレットマッチ、勝ち残りの3人タッグマッチといえばいいのだろうか。

新日本プロレスの主力と言ってもいいレベルの選手たちがまさかの第0試合でこの展開。
内心、「新日本プロレス、なんて乱暴な!」と思いましたが、いわゆる前座、第0試合などと片付けるにはあまりにも惜しい選手たちが2019年初試合を盛り上げます。
個人的には、永田裕志、健在!で満足。
後藤選手も見映えも技も個人的に好きなのだが、今は停滞している印象。
田口選手は本来実力者なのだが、バラエティに富んだ選手で人気あり。
真壁選手と矢野選手はいつ間にかタッグチーム?になったのかな?
それにしても外国人の層も厚い。
もう申し訳ないくらいに名前が覚えられない。
もう少し勉強します。

 

 

 

 

イッテンヨン第1試合

第1試合 60分1本勝負
NEVER無差別級選手権試合
チャンピオン、飯伏選手対チャレンジャー、ウィル・オスプレイ選手。
こんなカード面白くならないわけがない。
プロレスの基礎はもちろん、技の引き出しも多く、観客の沸かせ方、技の魅せ方も最高。
もちろんオスプレイ選手もハイフライヤーの呼び声の通り、飛び技を中心に観客を沸かせる魅せるプロレス。
何が起こるのかわからないので目が離せない展開。
どちらがベルトを獲ってもおかしくないと思いましたが、飯伏が獲ったばかりなので、しばらく飯伏政権かと思いきや、まさかのオスプレイがベルト奪取。
NEVERベルトは回転が早い。

イッテンヨン第2試合

第2試合 60分1本勝負
IWGPジュニアタッグ選手権試合 3WAYマッチ
金丸義信エル・デスペラード VS SHO & YOH VS 鷹木信悟 & BUSHI
やはり見どころはBUSHI、そして鷹木信悟
最近ようやっと世間にこちらの感覚が合ってきたのか、BUSHIが良い。
とても良い。
詳しく知らなくて色々調べてたら武藤塾出身で、武藤の付き人だったそうだ。
SANADA同様、武藤敬司イズムの伝承者といったところだろうか。
華があって試合の見せ所も巧い印象。
マスクやコスチュームのこだわりにもムタイズムを感じる。
とはいえ個人的には鷹木信悟も良い。
初めてドラゴンゲートを見に行ってから気になっている。
新日本プロレスに移籍して間もないが、BUSHI同様、いつジュニアトップになってもおかしくない、むしろ早くなってくれとすら思う。
新日本プロレス生え抜きの選手もいいのだけど、華のある選手がトップになって引っ張っていって欲しいという個人的な想い。
やはり、入場を見てもBUSHI・鷹木信悟組の人気は高い。
プロレスのスタイルが対照的なので華があるし連携が良い。
見ていて興奮するし、安心できる。
というわけで、見事IWGPジュニアタッグ王座奪取。
胸熱でした。

イッテンヨン第3試合

第3試合 60分1本勝負
ブリティッシュヘビー級選手権試合
何のベルトなのか、全くよくわかっていません。
天龍源一郎の意志を継ぐ選手として、武骨なファイトスタイルの石井選手。
昔ながらのプロレスと良きタイミングで繰り出される掟破りの技の数々。
個人的には消化不良。
何のベルトなんだろう。

イッテンヨン第4試合

第4試合 60分1本勝負
IWGPタッグ選手権試合 3WAYマッチ
個人的なメインイベントと言っても過言ではない、ついにお待ちかねのSANADA選手。
いつになったら新日本プロレスのトップに躍り出てくれるのか、SANADA選手。
EVILのタッグ要員で甘んじてる場合ではない、SANADA選手。
BUSHI同様、最近のEVILは確かに良い。
確かに良いんだけど、SANADAはソロでもいける選手なはずだ。
もっとSANADAを推していきたい。
とにかく生SANADAの身体能力の高さに脱帽。
2019年は大変期待している。
シングルでぜひ。
この試合が最高だったことは言うまでもなく、BUSHI・鷹木信悟組に続き、EVIL・SANADA組、見事IWGPタッグ王座奪取。

イッテンヨン第5試合

第5試合 60分1本勝負
IWGP USヘビー級選手権試合
IWGPUS王座って必要なのだろうか。
いよいよブリティッシュと同様、何のベルトなのかわからない。
もう少し勉強します。

イッテンヨン第6試合

第6試合 60分1本勝負
KUSHIDA VS 石森太二
ここまで王座交代が続くと、もしかして石森か?と思わざるを得ない。
石森選手はNOAHの試合を観戦した時から知っている。
筋肉方面の雑誌にもよく出てた記憶がある。
NOAHのファンサービスで食事会をした時も女性人気が高かった記憶がある。
しっかりと魅せるために作られた体のために、食事もすごい気をつけているようで、もう少しチャラチャラした選手なのかなと思いきや、すごいストイックな方だった。
新日本プロレスに移籍してきてからあまり目立った印象はなかったものの、ついに今回IWGPジュニアヘビー王座を戴冠。
これからの活躍に期待といったところでしょうか。

イッテンヨン第7試合

第7試合 60分1本勝負
もうオカダ選手の入場からすでに胸熱。
タイトルマッチじゃないことが悔やまれるが、もはや会場含め自分自身もメインイベントの心持ち。
派手な入場、派手なコスチューム。
そしてさらに驚いたのが、コスチュームのマイナーチェンジ。
会場から激しいどよめき、待ってましたオカダ選手。
これは何かが起こると出だしから高まる期待。
オカダ選手優勢で試合が進んでいる印象ではあったものの、かなりジェイ・ホワイト選手も粘り強く、「もう決まったかな?」と思わせるタイミングで逆にオカダ選手を負かせてしまった。
出だしのインパクトが強すぎて本当にガッカリしてしまった。
プロレス見てこれだけ感情移入したの久しぶりかも。
結果は残念だけど本当に印象に残る良い試合だった。
オカダ選手はベルト戦線からはしばらく離れる形になるのだろうか。
ジェイ・ホワイトとのドラマがまだ続くのだろうか。
これからどんな方向に向かうのだろうか。

イッテンヨン第8試合

第8試合 60分1本勝負
ダブルメインイベントⅠ IWGPインターコンチネンタル選手権試合 ノーDQマッチ
過去のイッテンヨンを思い出させる奇しくもダブルメインイベント、再び。
オカダの試合で燃え尽きた感あり、入場以降はそれほど沸かない展開。
クリスジェリコの反則が続き、全体的にダラッとした試合の印象。
試合内容の印象は薄いものの、終盤での内藤選手とベルトとの掛け合いは内藤選手らしさが出ていた。
結局、内藤選手はベルトが似合う。
この試合で内藤とクリスジェリコのストーリーはおしまいかな。
ロスインゴベルナブレスデハポンの大将がついにIWGPインターコンチネンタルになり、これでユニットとしては3冠。
2019年はロスインゴを中心に新日本プロレスを動かしていくという意思表示にも見えた。

イッテンヨン第9試合

第9試合 60分1本勝負
ダブルメインイベントII IWGPヘビー級選手権試合
これです。
これを見に来たのです。
棚橋選手、入場ですでに胸熱。
棚橋選手の作ってきた新日本プロレスとケニー選手の掲げる新たな新日本プロレスの形を争うイデオロギーの対決。
個人的には、今日まで新日本プロレスを支え、変革してきた棚橋選手推し。
しかしケニー選手の華のあるプロレスも中々捨てがたい。
おそらく会場中が複雑な気持ちで見ていたのではないだろうか。
とはいえ、ケニーコールより棚橋コールの方が目立つ感じがした。
終始、棚橋がやられっぱなしという展開で、あ、全然ダメかもと思わせられた。
会場中も雰囲気重かった。
でも棚橋なら何かやってくれるんじゃないかという気配もあった。
もう棚橋じゃなくていいというムードもあった。
とにかく、棚橋選手とケニー選手で会場中の感情移入を引っ張り出していた。
これぞプロレスの醍醐味。
やられてもやられても立ち上がる新日本プロレスのイズム。
勝利の大歓声と東京ドームから溢れ出んばかりの感動。
本当に良い試合だった。
ケニーを思うと寂しい気持ちになるが、本当に良い試合だった。
最後は棚橋選手の想いを乗せた「愛してます!」の大合唱。
本当に感動した。
ここで棚橋選手がチャンピオンになったということがどういうことなのか。
2019年が楽しみです。

イッテンヨンの感想

雑記になってしまいましたが、本当に良い大会でした。
初めての東京ドーム、初めてのイッテンヨンということもありましたが、全体的に世代交代が起こったような気がしました。
ここ数年で新日本プロレスとして選手層の厚さとプロレス業界の底上げはある程度進んだのかなと。
メインイベンター常連の選手だけじゃなく、セミやタッグ戦線で活躍していた選手方もこれからもっと伸びてくる可能性を感じます。
個人的にはSANADA、鷹木信悟推しですが。
そして今年は海外大会が目白押しで、いよいよ世界戦略が進むことが発表され、さらには、2020年のイッテンヨンはイッテンゴも合わせて東京ドーム2DAYSとの発表もありました。
そういった意味では、改めての新日本プロレスの基礎づくり、という点で棚橋選手がチャンピオンになるという流れが自然だったようにも思えます。
国内、世界と手を広げていくと、必然的に試合数も増えるので、今後はさらに人を集めて育成していく方向、拡大路線に入っていくのだろうか。
世界に打って出る新日本プロレスは海外のプロレスファンからどのような評価を受けるのだろうか。
WWEと比べてどのようなすみ分けになるのだろうか。
とはいえ、こちらとしては国内でしか生で試合を観戦出来ないので、是非もっと国内の試合に力を入れて欲しいところではあるけど。
今年は新日本プロレスをどこかのタイミングでまた見に行きたい。

イッテンヨンの教訓

一眼レフは望遠レンズ込み込みで持っていけ。