北の国から’84夏をGEOでレンタルして観ました。
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2002/12/04
- メディア: DVD
- クリック: 11回
- この商品を含むブログ (13件) を見る
はじめに
全体的にモヤっとする回ではあるものの、後半最後のあたりで北の国からシリーズ最大とも言える食堂での名シーン、「子どもがまだ食ってる途中でしょうが!」があります。
それまでは純の成長と苦悩、純と正吉の関係にひたすらモヤっとさせられる回です。
思春期なので仕方ないのかなとも思いつつ。
こんな人にオススメです
北の国からが大好きな人
これから北の国からを見始める人
思春期のモヤモヤを再び味わいたい人
ざっくり内容紹介
Amazonレビュー
北海道の富良野を舞台に、決して優しくはない大自然と共に生きる黒板家の人々の生き様を描く人気ドラマシリーズのスペシャル版第2作。
丸太小屋の焼失、東京から来た少年に対する羨望からの泥棒行為といったことの責任を正吉に被せてしまう純。
富良野の人々を裏切ると知りながらも恋人と東京へ戻る雪子。
雪子と結婚の約束をしながらも、黙って見送る草太。
最も幼いにもかかわらず、すべてをみて人生の重さを受け入れる蛍。
そして富良野へ戻ったときの気力を失いつつあることに気付かされる五郎。
メインキャラクターがどちらかといえば狂言廻し的役回りだった前作とは一転、原点に戻って彼ら自身の人生の物語が描かれる、後の長期シリーズ化の基点ともいうべき作品。(田中 元)
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
北海道・富良野を舞台に家族の愛と絆を描いたドラマスペシャルのDVD化第2弾。
純と正吉は、東京から遊びに来た努が自由自在にパソコンを操作する姿にショックを受ける。さらに努が五郎を侮辱したことから、純と正吉はパソコンの本を盗むが…。
内容(「Oricon」データベースより)
北海道・富良野を舞台に、家族の愛と絆を描いた名作ドラマ「北の国から」のドラマスペシャル第2弾がDVDで登場!
北の国から 84 夏 [DVD]より引用
あらすじ
純(吉岡秀隆)と正吉(中沢佳仁)は中畑(地井武男)おじさんのところに帰省中の努(六浦誠)がパソコンを自由自在に操るのを見てショックを受ける。
東京を離れて4年。都会はだいぶ進んでいるようだ。
さらにショックだったのは努から「お前のおやじにはがっかりしたよ」と言われたことだった。
今年の春、丸太小屋を焼失してからというもの父・五郎(田中邦衛)は確かにパワーがなくなっていた。
もうひとつ純の心にひっかかることがあった。
丸太小屋が焼けた原因は純の不注意からだったが、純は黙っていた。
正吉は正直に責任を認めたのに…。
オススメ1
冒頭でも書きましたが、北の国からシリーズ最大の名シーン「子どもがまだ食ってる途中でしょうが!」が見どころです。
ただ、名シーンを振り返る際はこのシーンのみがコピペされて放映されるので、観てる人にはなんのこっちゃわからないです。
実際にこのシーンの深さを理解するには、純というキャラクターと父である五郎、友人の正吉との関係性などがわかるとよりグッときます。
今作だけでもこのシーンはグッときますが、お時間がある方は全体的に観てみるとより深みを感じます。
オススメ2
純は沢から水を引いたり、風力発電で電気を通したり、常に行動力のある五郎のことを尊敬していました。
火事で家が焼けてしまった後、なぜまた風力発電をやらないのか、昔は頑張っていたじゃないかと言い出した純に対し、
しかし五郎は借金や家の火事や様々なことでくたくたになっていると怒ります。
そんな五郎ですが、先にもあげたラーメン屋のシーンで、純から受けた指摘に動揺したと打ち明けます。
北海道に戻ってきた時のパワーがなくて、いつの間にか他人に頼ろうとしていたことに気付いて動揺したのでした。
そんな風に自分の息子に素直に打ち明けられる五郎の心が素敵だなと思います。
作品紹介
<出演者>
黒板五郎:田中邦衛
黒板純:吉岡秀隆
黒板螢:中嶋朋子
宮前雪子:竹下景子
北村清吉:大滝秀治
北村正子:今井和子
北村草太:岩城滉一
中畑和夫:地井武男
中畑みずえ:清水まゆみ
中畑すみえ:塩月徳子
笠松みどり:林美智子
笠松正吉:中沢佳仁
吉本辰巳:塔崎健二
吉本友子:今野照子
中畑ゆり子:立原涼子
中畑努:六浦誠
こごみ:児島美ゆき
井関利彦:村井国夫
松下豪介:南雲佑介
今井巡査:粟津號
ラーメン屋の定員:伊佐山ひろ子
ほか<スタッフ>
原作・脚本:倉本聰
音楽:さだまさし
プロデューサー:中村敏夫
撮影:竹越由幸
美術:根本研二
照明:本間利明
音声:西田貞雄
演出:杉田成道
制作:フジテレビ
感想
「はじめに」でも書いたように、全体的に暗い雰囲気というか、モヤっとする回です。
その全体的なモヤモヤを浄化させるかのようにラーメン屋のシーンが素敵です。
都会から田舎の暮らしでイビツに成長していく純、それを見守る蛍、そんな二人と一緒に父として人として成長していく五郎、それを支える人々。
本当に素敵なドラマだなと毎回思わせてくれます。
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2002/12/04
- メディア: DVD
- クリック: 11回
- この商品を含むブログ (13件) を見る