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【Amazon Prime Video】ゴッド・ファーザーを観ました。

Amazon Prime Video

ゴッド・ファーザー (字幕版)

Amazon Prime Videoでゴッド・ファーザーを観ました。

はじめに

ウォッチリストに追加した映画を時間を見つけてどんどん見ていこうと思い、さて何を見ようかなというところでいつも時間とリモコンの電池を浪費してしまう。

ゴッド・ファーザーはAmazon Primeを登録した初期からウォッチリストに登録していた作品で、その気になればいつでも見れるだろうからいいやと思って放置していた。

僕が学生の時に読んでいた漫画、クローズに出てくるマコがしきりに推していた作品だった。(スカーフェイスも)

マフィア映画ということはあらかじめなんとなく知ってはいたのだが、日本の任侠映画のように激しく人が死ぬ作品だったら嫌だなと思い、敬遠していた。

ただ、最近見かけたどこかのレビューでファミリー(マフィア)の絆が描かれたドラマのような記述を見て、少しだけ見てみる気になった。

それでなんとなく見るなら今勢いで見てしまおうということに。

あらすじ

第二次世界大戦が終わった1945年。イタリア系アメリカ人のコルレオーネ家の邸宅はニューヨーク市郊外の高級住宅街の一角を占める。屋敷では主人であるドン・コルレオーネ(マーロン・ブランド)の娘コニー(タリア・シャイア)の結婚祝賀宴が豪勢にとり行われていた。違法に入手したであろう戦時中にガソリン配給優遇措置を受けるためのステッカーが貼られた高級車が敷地外に並び、太陽の下では故郷を同じくするイタリア人やイタリア系の男女が老いも若きも陽気に歌い踊っている。

一方、邸の隅にある書斎では昼にもかかわらずブラインドが降ろされている。花嫁の父はかすかに寂しげな表情を浮かべ古い友人たちを迎え入れる。

葬儀屋でドンに娘の名付け親(ゴッドファーザー)になってもらっていたアメリゴ・ボナセーラは、ドンに娘の代理の復讐を求めてきた。ドンはアメリゴに「自分は殺し屋ではない」と説明し、かつ長年自分のところに寄り付かなかったことを責める。だが「(マフィアであるドンに)借りを作ることが怖かった」と心情を吐露するアメリゴを寛大に許し、友情に従い誠実に対応した。

この謁見を、ドンのコンシリエーリ(相談役)であるトム・ヘイゲン(ロバート・デュヴァル)は部屋の隅で無表情のまま見つめている。

宴の中、海兵隊大尉の制服に身を包んだ三男のマイケル(アル・パチーノ)が、恋人のケイ(ダイアン・キートン)を伴い久しぶりに帰宅する。

初めてマイケルの家を訪れたケイは彼の兄弟たち、大柄で快濶な長兄ソニージェームズ・カーン)、大人しい次兄のフレド(ジョン・カザール)、それに血は繋がらないが兄弟同然に育った弁護士のトムを紹介される。突如現れた人気歌手ジョニー・フォンテーン(アル・マルティーノ)に目を丸くしてマイケルに種明かしをせがむ。マイケルはドンが非合法な手段によりこの歌手のキャリアを救った過去を明かした。ドン・コルレオーネ、即ち彼の父が組織暴力のトップ「ゴッドファーザー」であることを率直に伝える。ソニーもフレドも組織の幹部であり、トムはコンシリエーレ[2](顧問、相談役)として組織に携わっていたのだ。

驚くケイに対しマイケルは、彼らは家族として重要な存在だが、自分はその家業には無縁であると誓う。ドンもまた、戦争中の英雄の1人であるマイケルが堅気の生活を送ることを望んでいた。

雪の降る賑やかなマンハッタンの街中をデートする2人。ラジオシティ・ミュージックホールを過ぎようとした時スタンドで売られている新聞を見たマイケルは驚愕する。そこには父親が襲撃され重傷を負った記事が載っていた。この瞬間からニューヨーク五大ファミリーの一つとして地下帝国で栄華を誇ったコルレオーネ家の運命は悲劇の暗転を繰り返すこととなる。

ゴッドファーザー (映画) – Wikipediaより引用

感想

1972年の映画だけあって、映像がざらざらというかやはり古めかしい。

とにかく全体的に渋い。(良い意味で)

そして無知だったのだが、勝手ながら、「アル・パチーノが冷酷なマフィアのボスで、マフィアのシマ争いのためにドンパチ激しい映画」とイメージしていたが、それは違う。

マーロン・ブランド演じるドン・コルレオーネをはじめ、コルレオーネファミリーの方々はとても上品で、ファミリーを守るため、繁栄のため、品と義と情に厚い人たちのように思える。

そしてマフィアの世界とは距離を置きながらもアル・パチーノ演じるマイケル・コルレオーネの成長と葛藤、そしてドン・コルレオーネにも負けじと劣らないマフィアセンスの覚醒に引き込まれる。

むしろ、アル・パチーノが主役だと思い込んでいたので、いつ出てくるんだろう?と思いつつ、マーロン・ブランドのダンディさに惚れ惚れしてしまった。

マフィア映画というジャンルももちろんだけど、ヒューマンドラマという色も濃い。

イタリア系アメリカ人ということも手伝ってか、スーツの着こなしがオシャレで、街並みもスタイリッシュに映る。

全体的に落ち着いていてオシャレな映画。

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