成毛眞さんの「黄金のアウトプット術: インプットした情報を「お金」に変える」を読みました。
(148)黄金のアウトプット術: インプットした情報を「お金」に変える (ポプラ新書 な 9-1)
- 作者: 成毛眞
- 出版社/メーカー: ポプラ社
- 発売日: 2018/04/10
- メディア: 新書
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はじめに
2018年あたりから「アウトプット」という言葉をよく見かけるようになった。
あらゆる情報は簡単に得ることができるようになった。
同じ情報でも触れる人によって視点は異なるので情報の見え方、捉え方は異なる。
手に入れた情報は発信しよう。
発信することで自分を確立しよう。
こんな人にオススメ
- 文章を書いて何か発信したいと考えている人
- 自分にしかない知識や経験を持っている人
- 人とは違う何かを始めたいと思っている人
ざっくり内容紹介
「勉強と教養」はもういらない! 大衆を脱出したけりゃ情報を吐き出せ。
日本の大人にはアウトプットが不足している。
これからの時代、知識と教養を溜め込むインプットばかりでは損するだけだ。
情報を吐き出すことで、センスが磨かれ、アイデアが生まれ、人脈が広がり、評価が上がり、結果がついてくる。
そして、さらなる情報が自分のもとに集まってくる――。
知的生産の達人によるアウトプット活用法!
「情報を自ら発信して、また新たな情報を得る。あなたがやらなければいけないのは、その繰り返しだ。インプットの時代はもう終わっている。これからの時代は得た知識や情報を、カタチにできる者だけが生き残っていく。お勉強はもう十分だ。さあ、思う存分、吐き出そう」(「はじめに」より)
第1章 アウトプット時代の到来 ~インプットは、もう終わりだね!~
第2章 書くアウトプットがいちばんラク ~書ければ、必ずお金になる!~
第3章 やるほど上手くなる! 話すアウトプット術 ~説得、プレゼン、雑談のコツ~
第4章 印象を操作する「見た目」のアウトプット術 ~戦略的ビジュアルの系のすすめ~
第5章 インプットするなら「知識」ではなく「技法」 ~日常に潜む優良インプットソース~
第6章 アウトプットを極上にする対話術 ~コミュ力は今からでも上げられる~
(148)黄金のアウトプット術: インプットした情報を「お金」に変える (ポプラ新書 な 9-1)より引用
個人的オススメポイント1
成毛さんが考える本を紹介する際の構成ポイントが記載されていて、このブログにも活用できないかと考えた。
構成の第1ブロックから第8ブロックまであり、1ブロック100文字程度書けばトータルで800文字の記事がひとつできるよねという話。
ここのノウハウを前回の記事から取り入れてみたのだけど、まだ定まっていない。
トライアンドエラーあるのみ。
個人的オススメポイント2
これは冒頭の「はじめに」にも書いたことだが、読み手によってその本の見え方、着眼点は違う。
自分の見た目を整えることもアウトプットのひとつというセクションがある。
古くなった靴下を旅行用にして最終的に捨てるというエピソードがあって、それがためになった。
どこに着目してしまったんだろうと思ったけど、今年の旅行で実践してみようと思った。
もちろんそれ以外にもどのような雰囲気の自分でいたいか、人に見られるなら自分をどう表現するかなども成毛さんの視点で書かれていてためになる。
作者紹介
成毛 眞 (なるけ・まこと)
1955年北海道生まれ。
中央大学商学部卒業。
自動車部品メーカー、アスキーなどを経て日本マイクロソフト株式会社入社、1991年同社代表取締役社長。
2000年に退社後、投資コンサルティング会社・インスパイア設立。
早稲田大学客員教授ほか 書評サイト『HONZ』代表を務める。
著書に『面白い本』(岩波新書)、『AI時代の人生戦略』(SB新書)、『理系脳で考える』(朝日新書)、『発達障害は最強の武器である』(SB新書)など多数。
感想
ちょうど色々なことを発信したいと思っていた。
「アウトプット」というのも時代の流れなのかもしれない。
僕もその流れにちょうど乗っただけなのかもしれない。
自分が欲しい情報はスマホかパソコンさえあればすぐ手に入るようになった。
欲しい情報といらない情報も自分で選べるようになった。
それでも僕が発信したいと思うのは、自分と似たような価値観、似たような暮らし、または全く別の知的好奇心を満たしてくれる人を探しているのかもしれない。
その「アウトプット」はこんなやり方があるよ、これも「アウトプット」だよ、ということを成毛さんのエピソードを交えてわかりやすく語られている本だ。
(148)黄金のアウトプット術: インプットした情報を「お金」に変える (ポプラ新書 な 9-1)
- 作者: 成毛眞
- 出版社/メーカー: ポプラ社
- 発売日: 2018/04/10
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