GEOで北の国から’87初恋をレンタルして観ました。
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2002/12/18
- メディア: DVD
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はじめに
前作北の国から’84から時は流れて3年。
3年も経てば純も蛍もすっかり大きくなって、五郎や周りの人々も味わい深い雰囲気になる。
北の国から’87初恋は名作中の名作。
久しぶりに見ると初恋の甘酸っぱさにジーンとくる。
個人的には五郎と純のちょっとした心のすれ違いから生まれたわだかまりが、ラストに向かうにつれて溶けていくのが好きです。
こんな人にオススメ
北の国からが好きな人
これから北の国からを観たい人
初恋の懐かしさを感じたい人
尾崎豊が好きな人
ざっくり内容紹介
Amazonレビュー
北海道の富良野を舞台に、情けなく、みっともなく、しかし同時に逞しくも生き続けていく黒板家とその周囲の人々の人生を描く人気ドラマのスペシャル版第3作。
今回のメインとなるエピソードは、純の初恋。
少女・れいとの出会いを通して大きく成長していく純。
それはやがて父の五郎を越えていくことでもある。
また、連続ドラマ時代のエピソードである草太とつららのドラマにも、つらら不在ではあるが一つの決着がつけられ、代わりに2人の共通の友人であったアイコが初登場。
草太との今後を期待させる役回りを演じる。
子はいつか親を乗り越え、旅立っていくということをしっかりと描ききった、シリーズ代表作のひとつ。
なお、物わかりのいい、いわゆる「いい子」の蛍は本作で見納めとなる。(田中 元)
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
北海道・富良野を舞台に家族の愛と絆を描いたドラマスペシャルのDVD化第3弾。
純がある日、大里の農家の裏で奇妙な物体を見つける。
そこで純は大里の娘・れaucDら、それが風力発電の風車であることを教えられ、同時に彼女に一目惚れする。
内容(「Oricon」データベースより)
北海道・富良野を舞台に、家族の愛と絆を描いた名作ドラマ「北の国から」のドラマスペシャル。
あらすじ
中学3年の純(吉岡秀隆)のニックネームはペンチ。
電気製品に熱中して常にペンチを携帯、手当たり次第に分解しては物議をかもしている。
そんな純が、大里という農家の裏に捨ててある奇妙な風力発電の風車を見に行く。
車輪に鍋を組み合わせた風車に興味をそそられるが、それよりも大里家の娘れい(横山めぐみ)と出会ってその美しさに一目惚れしてしまう。
れいは富良野の町の中学に通っているので、これまで知らなかったのだ。
二人はほのかに好意を寄せ合い、付き合うようになるが、れいが中学を卒業したら東京の高校へ行くと聞いて、純もその気になる。
しかし父の五郎(田中邦衛)には言い出せず、ひそかに東京の叔母雪子(竹下景子)に手紙を書く。
一方純は、五郎の誕生祝いに自分で風力発電を完成させようと懸命になる。
やがて、卒業も近づいてくる…。
オススメ1
ラストシーンが圧倒的に感動です。
圧倒的に泣けます。
東京に向かう純のために、五郎は長距離トラックの運転手に純を送ってもらえるよう頼んでいました。
走り出す車内で、純が「よろしくお願いします」と運転手の男に告げてしばらくすると、その運転手はダッシュボードに置かれた封筒を指差し、「しまっておけ」と言います。
それは五郎が、純を送ってもらうために運転手に渡した封筒で、中には現金が入っていました。
その運転手は「ピン札に泥がついてる。俺は受け取れん。お前の宝にしろ。一生取っとけ。」と純に言いました。
純が封筒の中を覗くと、ピン札の右上に五郎の手からついたであろう泥が付いていました。
こんなの誰が観ても泣けます。
オススメ2
五郎が純の進路のことで、純と激しく言い合いになります。
五郎は純が東京に行こうとしていることを知らず、周りの大人だけが知っていました。
その日は五郎の誕生日で、純は五郎に喜んでもらいたくて風力発電のプレゼントをしたのですが、進路を知らせなかったことを責められ、家を飛び出します。
岩城滉一演じる草太は純を追いかけ、慰め、諭します。
「お前の気持ちは分かる。でも、おじさんの気持ちも分かるんだ。」
「息子にいたわられることが、父にとってはつらいのだ。男は見栄で生きているから。」
作品紹介
<出演者>
黒板五郎:田中邦衛
黒板純:吉岡秀隆
黒板螢:中嶋朋子
井関雪子:竹下景子
北村草太:岩城滉一
中畑和夫:地井武男
大里:坂本長利
大里の妻:小林トシ江
大里れい:横山めぐみ
飯田アイコ:美保純
飯田広介:古本新之輔
中津:レオナルド熊
チンタ:永堀剛敏
松下豪介:南雲佑介
先生:鶴田忍
宮田寛次:布施博
ほか<スタッフ>
原作・脚本:倉本聰
音楽:さだまさし
プロデューサー:山田良明
撮影:竹越由幸
美術:根本研二
照明:本間利明
音声:西田貞雄
演出:杉田成道
制作:フジテレビ
感想
純とれいの淡い恋や今作のテーマ曲である尾崎豊の「I Love You」が印象的な今作。
個人的には純と五郎の心の行き違い、そして親元離れて東京に向かう純への五郎の思いなど、僕自身が親への思いをリンクさせる部分が特にグッとくる。
蛍が五郎を思って純を叱るシーンがあるんだけど、そこも個人的に好き。
ただ本作を久しぶりに観て、やはり純と五郎の心のやりとりにグッときてしまった。
涙なくして見れない。
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