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【Netflix】ブレイキング・バッドにすっかりハマってしまいました。

Cinema

2019年現在、遅ればせながらブレイキング・バッドの申し子と呼ばれても遜色ないほどにやられてしまいました。

ブレイキング・バッド、おそるべし。

 はじめに

せっかくAmazon Prime VideoもNetflixも観れる環境なのに中々海外ドラマにハマれずにいた当方。

映画も観たことがある作品ばかりでまた改めて観ようというテンションにもならず、かと言って色々観ないとなんだかもったいないなあと思っていた。

ブレイキング・バッドは友達からの勧めで一話だけ観たのだけど、なんだかなじめず、それきりにしていた。

とはいえ、何か良いドラマはないものかと探してみればやれ『ウォーキング・デッド』やれ『ゲーム・オブ・スローンズ』といった、ちょっとホラー的な?ものだったり、中世的なものだったりと、まだ海外ドラマ初心者である当方にはハードルやや高めな内容かなと敬遠。(見ればきっと面白いんだと思う)

『スーツ』や『ビリオンズ』も覗いてみたのだけど、ちょっとシリアスかなと。(見ればきっと面白いんだと思う)

ちょっとしたアクションとちょっとしたコメディ、ちょっとしたヒューマンドラマないかと作品をひたすら漁り続けたのですが、さすがに評価やコメントだけ観てもわからず。

もうとりあえず『乗りかかった船』ってことで、『ブレイキング・バッド』観ちまおうって感じで、半ばヤケになって見始めました。

あらすじ

その教師、余命わずか。最後の賭けは麻薬精製。
ニューメキシコ州アルバカーキ

高校で化学を教えるウォルター・ホワイトは内気で温厚で、真面目すぎる50歳の男性。

第2子である娘を妊娠している妻スカイラーや脳性まひを持つため杖が放せない高校生の息子ジュニアとつつましく暮らすため、放課後は洗車場でアルバイトをしている。

ところが肺がんだと判明し、余命はわずか2年と宣告される。

そんなウォルターの中で、何かに火がつく。

ウォルターは自分が亡くなった後に家族が苦労しないよう財産を残そうと、ドラッグの精製という超ヤバい副業に手を出す。

かつて一流研究者だったがなぜか高校教師に転じたウォルターは、そのディープな化学の知識を駆使して純度99.1%という驚異のスーパードラッグを生み出し、元教え子であるディーラー、ジェシーをパートナーにして闇のビジネスに乗り出す。

ところが、おいしいネタを狙ってワルどもがどこからともなく集まり、ウォルターもジェシーも気が休まるヒマはゼロに。

しかもスカイラーの妹の夫(つまりウォルターの義弟)であるハンクはDEA(全米麻薬取締局)で働くドラッグ・ハンターで、アルバカーキに新たな危険人物(本当は義兄ウォルター)が現れたことで、何だかハッスル。

あるディーラーに命を狙われたことをきっかけに人として許されない一線を越えてしまったウォルターは、自分の最大の武器である知性をフルスロットルで駆使し、ギャングに負けないほど武装化し、当局に捕まらないよう対策を講じていく。

“失うものは何もない”。孤立無援の極限バトルにウォルターは飛び込んでいく!

本作のタイトルである“ブレイキング・バッド(Breaking Bad)”は“道を踏み外す”という意味。

第1話の冒頭、追い詰められたウォルターがハンドルを握るキャンピングカーが暴走し、つい道路から飛び出してしまうシーンは、本作のテーマを象徴している。

“道を踏み外す”ことは現代人の多くが避けるべき行為だが、同時に、だからこそドラッグに匹敵するかもしれない危険な快感が、そこにはひょっとしたらあるのかもしれない。
それに気づいてしまったのが本作の愛すべきバッド・ヒーロー、ウォルターだ。

がんの治療で抜け落ちていく頭髪をいっそのこと剃り上げてスキンヘッドに変貌すると、それは本物のギャングたちをもビビらせる結果に。

シーズンを重ねていくうちに、ウォルターは家族のために財産を残すという当初の目的から逸脱し、“自身の帝国を築きたい”と欲望はエスカレートしていく。

どこまで予測不可能なのか。

まだ誰も見たことのないドラマがここにある。

Story|ブレイキング・バッド – オフィシャルサイトより引用


8.6(水)リリース『ブレイキング・バッド』SEASON 1~3 予告編

感想

本来であれば、一話一話じっくりと観てそれについてブログの更新も進めていきたかったのだけど、そもそもそんなに毎週ちまちまとドラマ観れるタイプでもないので、やはり一気見。

一話目だけでは正直のめり込めなかったかもしれない。

二話目、三話目と徐々にハマった。

シーズン1からシーズン6まで62話、長かった。

ストーリーと共に、犯罪とわかっていながらハイゼンベルクことウォルターに同情してしまう。

犯罪とはいえ、家族のためなんだと思うと、なんとも言えない気持ちになる。

ストーリーが進むにつれ、ますます悪くなっていくウォルターだが、なぜか責める気持ちにならない。

「頼む。誰か彼にブレーキを。」と願うばかり。

むしろジェシーのクズっぷりが初期から許せずに眺めていた。

二人とも悪い。

ものすごく悪い。

とんでもなく異常なほど犯罪に染まっていくんだけど、ウォルターが憎めない。

でもジェシーはなんだか許せない。

初期はとにかくジャンキーすぎてどうにもならない。

シーズン後半ともなると、若干その感情移入も逆転していくのだけど・・・

ジェシーが小悪党だとしたら、ウォルターは極悪だ。

真面目すぎて、それが裏返って極悪。

日本ではまずありえないストーリーなんだけど、海外ドラマのヘビーウォッチャーであれば、その辺は気にならないのだと思う。

麻薬を扱う内容のケバさとでも言えば良いのか、アメリカっぽい感じだ。

なんのとりとめもない感想になったけど要約すると、相当面白い。

やはり、教師と教え子が麻薬を作って売りさばくというとんでもない方向へ向かっていくので、「大丈夫なのか?」という心配はつきないし、とにかくキャラクターも豊富で、視点があっちこっちに移るのも飽きがこなくて良い。

それほどまでにキャラクターも多彩だし。

予想つきそうでつかない展開もまた憎たらしいけど面白い。

「これ絶対この後こうなるよな」などと想像しても斜めからやってくる。

「え、そっちなの?」と。

62話一気見の代償は大きい。

完全なブレイキング・バッドロスだ。

で、これが幸か不幸か、ブレイキング・バッドのスピンオフである、『ベター・コール・ソウル』に続くのだけど、また観るとなると一気見しか考えられないので、未だ躊躇しているのであった。

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