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【Amazon Prime Video】ブラックパンサーを観ました。

Amazon Prime Video

ブラックパンサー (字幕版)

Amazon Prime Videoでブラックパンサーを観ました。

はじめに

観ないわけには、いくまい・・・!

週末ともなると、Amazon Prime Video恒例行事、「週末100円セール」があるため、我が家のFire Stickをポチポチしておりましたところ、まさかのブラックパンサー発見。

正直迷いました。

後からどうせ見放題になるんだろうなあとか、いきなりNetflix入るんじゃねえのか、

などなど。

しかし思い立ったが吉日、やはり観るしかねえと。

もう構わねえ!おれは観るんだ!と固い意志でレンタル購入致しました。


マーベル新ヒーロー!『ブラックパンサー』日本版本予告編

あらすじ

遥か昔、地球にヴィブラニウムと呼ばれる鉱石で出来た隕石が落ちてきた。

やがてその地アフリカで5つの部族が戦争を始める。

一人の戦士がヴィブラニウムの影響を受けたハート型のハーブを摂取し、超人的な力を持つ「ブラックパンサー」となった。

彼の下に4つの部族が集まり、ワカンダ国となった。

だがジャバリ族だけは参加せず、姿を隠した。

それから何世紀もたち、ワカンダは世界から隔絶された、高度な科学技術を持つ超文明となった。

1992年、当時のティ・チャカ国王は、カリフォルニア州オークランドに潜入していた弟のウンジョブを訪ねる。

ティ・チャカは、密偵ズリを通じ弟がワカンダから得た武器を武器商人ユリシーズ・クロウに渡していたことを知り、彼を問い詰め、そして亡き者にした。

それから24年後の2016年、ヘルムート・ジモが起こした爆破テロによってチャカの死とそれに伴うアベンジャーズの内乱の後、チャカの息子ティ・チャラが新国王に即位する運びとなった。

その戴冠の儀式で、彼はジャバリ族の挑戦者エムバクを打ち負かし、晴れてワカンダは新たな国王を迎える。

それからしばらくして、エリック・スティーブンズという男がクロウと結託してロンドンの博物館を襲撃した。

ティ・チャラは友人ウカビに彼と因縁のあるクロウの逮捕を約束し、親衛隊長オコエ、幼なじみの恋人ナキアを連れ、裏取引が行われている韓国・釜山へと向かう。

同じく潜入していたCIAのエヴェレット・ロス捜査官と手を組んでクロウを捕らえるが、取り調べ中にエリックの襲撃を受け奪還されてしまう。

ナキアをかばい重傷を負ったロスを救うため、ティ・チャカはロスを連れてワカンダへの帰国を余儀なくされる。

シュリがロスの治療に当たっている間に、ウカビのもとにエリックが現れる。

彼は手土産としてクロウの亡骸を引き渡し、国王との謁見を求める。

エリックの本名はウンジャダカといい、亡きウンジョブの息子にして王位継承権を持っていた。ティ・チャラの問いにズリはかつて起きた事を話す。

エリックは父を失った後、「キルモンガー」とあだ名される兵士に育ち、祖国ワカンダの技術と武器をもって世界中のアフリカ系民族を迫害から救うために帰還し、王位を求めて現れたのである。

再び儀式が行われ、エリック・キルモンガーは仲裁に入ったズリを殺害すると、ティ・チャラを谷底に突き落とし、ついに王位を得る。

そしてハート型のハーブを摂取してブラックパンサーの力とスーツを得ると、残るハーブを全て焼き払い、ワカンダの武器を全世界の同胞へ輸送するよう命じる。

ナキア、シュリ、ラモンダ、そして一命をとりとめたロスは密かに得ていたハーブを一つ持って脱出し、ジャバリ族に援助を求める。

ティ・チャラはエムバクによって仮死状態で保護されており、最後のハーブによって息を吹き返す。そしてキルモンガーを倒すべく、再びスーツを着用する。

シュリとナキア、キルモンガーに反旗を翻したドーラ・ミラージュはウカビと彼の軍隊に挑み、ロスはシュリのサポートを受けてジェットを遠隔操縦して兵器を搭載した輸送機を撃墜していく。

エムバクとジャバリ族がティ・チャラの援護に加わり、ヴィブラニウム採掘場ではティ・チャラとキルモンガー、二人のブラックパンサーが中断された王位継承の儀式を再開させる。

ティ・チャラの一撃がキルモンガーを貫き、ついに戦いに終止符が打たれる。

キルモンガーは治療を拒み、投獄よりも自由ある死を選択する。

ティ・チャラの計らいで祖国ワカンダの美しい景色を眺めながら、ついにエリック・キルモンガーはこの世を去る。

全てが終わり、ティ・チャラは再びオークランドを訪れ、ウンジョブとエリックが住んでいたアパートを買い取り、支援センターを作ることをシュリに語る。

ミッド・クレジット・シーンでは、ティ・チャラがついにワカンダの全てを明らかにすることを国連で演説する。

そしてポスト・クレジット・シーンでは、治療を終えたホワイトウルフことバッキー・バーンズにシュリが語り掛ける。

感想

言わずもがなといった感じです。

元々、MARVEL作品に造詣が深いわけではないのだけど、すごく気になっていた作品。

というのも本作で使用されているメインテーマ曲がKendrick LamarとSZAによるものであり、僕が好きな楽曲でもある。


Kendrick Lamar, SZA – All The Stars

そんな楽曲から興味を持ち始めたのが本作なのだが、キャストから製作陣まで黒人を多く起用していて話題になった。

話題だけではなく、興行収入でももちろん大きな記録を打ち出している。

元々は僕自身、HIPHOPや音楽方面から派生するブラックカルチャーには昔から興味があり、その辺の映画には色々と触れてきた。

ただ、これまで僕が知る限りでは、ブラックカルチャーにまつわる映画というのは、彼らの住む地域の問題を浮き彫りにしたシリアスな作品から、音楽やダンス、コメディなどが目立った。

本作はMARVELが手がける正真正銘のヒーローだ。

本当に素晴らしい作品だった。

これを機に他のMARVEL作品もじっくり観ていこうと思えるようになった。

というのも、映像が物凄く繊細な感じがして、CGにも無理や違和感を感じなかった。

これは他の作品を観ていればそのあたりの映像への力の入れようが比較できそうなものだが、自分の中に比較する対象、ボキャブラリーがない。

稚拙だけど、「うわ、すげえ、映像きれい」こう素直に思えた。

アクションシーン、カーチェイス、気がつくとのめり込んでいる。

この作品がどうして成功したのかということについては、こちらの記事がよりわかりやすい。

screenonline.jp

個人的な主観になってしまうのだけど、本作はただのMARVEL作品のひとつ、ヒーローものという作品で完結していないように思える。

どこでどうそう思ったのかはとても難しいのだけど、作品の見方によっては、もっと宗教的な、政治的なニュアンスも持っているように感じた。

あまり上手に書けないのが悔やまれるが、久しぶりに人に薦めたいと思える作品だった。

願わくば、作品がチープになってしまわぬよう、続編は作らない方向でお願いしたいなと心の中で思っていたのだけど、2020年から撮影開始との記事をいくつか見かけてしまった。

なんでも続編になってしまうのはなんだか寂しい。

どうしても前作との比較になってしまう。

1作目が面白いと期待値が高くなりすぎるので、次回作のハードルが高い。

とはいえやはり楽しみでもある。

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